『れるが栞のことを後悔しているように、俺も後悔してて』
『栞がいじめられてること知って、栞を助けようとしたけど“蒼くんが助けたら余計いじめられるから”ってさ』
『栞に言われて、それでも俺はやっぱり助けるべきだったよな…』
俺は黙って蒼の話をずっと聞いていた。
『あいつが自殺した日、俺風邪で寝込んで学校休んでたんだよ。目が覚めたら、れるが今までに見たことないほど暗い顔してて』
『ほんと、今にも崩れそうなくらい…あんな顔、もう一生見たくない…』
『だから高校入って、桜とお前と出会って笑顔が増えたれるに安心したのと同時に俺じゃ無理だったのに、って少し嫉妬してた』
「…そうか」


