「大丈夫、俺の方が好きだから」 ほんと、俺の方がずっと何倍も好きだから。 「一目惚れの威力ってすげぇんだよ」 「え、一目惚れ…?」 あー、言わなかったっけ? 「んー正確に言うと二目惚れくらいなんだけど」 我ながら少し訳が分からない。 「屋上で会った時、れるの気持ちに気が付いて…何でこいつ他の女とくっつけようとしてんだろって気になったんだけど」 「そん時はまだ“変な奴”くらいの印象だったんだよ、バカだなーって」 「…ちょっとひどい」 むーっと膨れるれるに笑って続きを話す。