「ばか……」 手ぐしで髪を整えると風が吹いて 私の栗色の髪をさらさら揺らした。 今はセミロングの髪。 栗色は地毛なんだ。 私の自慢。 髪しかないんだけど…… 「ってか、二人仲良すぎない?」 「付き合ってんのー?」 メガネの人があおに聞く。 「幼なじみなの」 そう言えば納得と言ったように頷いた。