きっと、君に恋をする。



「じゃあ、行ってくるな…?」


「うん、もう少ししたら私も桜と行くね」


体育館の方へ駆けていく雪の後ろ姿を見ながらひらひらと手を振る。

私も桜と落ち合って体育館へ向かった。


「うぅ〜楽しみっ」

やけにニコニコしながら浮き足立って、頬を染める桜。


「ご機嫌だね」

笑いながらそう言うと嬉しそうに頷いた。


「へへ、最近ね蒼くんといい感じなの」


「前は一緒に居ても心ここに在らずって感じで、本当は私のこと好きじゃなかったと思うんだよね」

体育館へ続く廊下を歩きながら桜の話を聞く。