きっと、君に恋をする。


「れる」

耳元で大好きな声が聞こえて手をどけてもらうとそこには綺麗な彼が黒髪を揺らして笑っていた。


「…雪!」

「………」

私を見るなりいきなり静かになった雪に首を傾げて見つめる。


「かわいい、です」

顔を隠すようにして、片手で顔を覆う雪が可愛くて仕方ない。


「あ、りがとう…」

「じゃあ、またね!!」

恥ずかしくなってきゃっきゃと騒いでいる桜の腕を引いて教室に戻った。


「もう、バカップル〜」

桜は嬉しそうに私の頬をつつく。

「も、やめて」

真っ赤になった顔を手で覆って隠した。