後でいいか…
学校につくとみんな大忙しで生徒会や実行委員は走り回っている。
雪とは別れて私も屋台のある3年2組の教室へ向かった。
「おはよ、れる」
「おはよう桜」
ちらほら浴衣に着替えている子達も居て、私も桜と更衣室へ向かった。
「昨日、蒼くんがなんかいつもと違ったんだ」
そう着替えながら嬉しそうに言う桜。
「電話かかってきてね、照れながらいつもありがとうって言ってくれて」
えへへ、と嬉しそうに笑う桜を見て、長い片思いに縛られていたのは私だけではないことを知った。
経費でレンタルした浴衣を桜に着付けてもらって、ついでに薄くメイクまでされる。
「わー!れるすっごい可愛い!」
桜の声に更衣室にいた他の子たちも私を見て可愛いと騒いだ。
「あ、ありがとう…」


