「いつも、ありがと」 「す……ううんっ、じゃあまた明日ね」 『…?……おう、また』 慌てて切った私に困惑した声を出した雪。 危なかった。 私はベランダにしゃがみこんでケータイを握りしめる。 「好きよって言っちゃうとこだった…」 真っ赤にした顔のままお風呂へ向かう。 頭からシャワーを浴びると少しだけ落ち着いた。 「告白は、まだしたくない」 この先ずっと彼と居たいけれど、きっと今の関係は脆くてすぐに崩れてしまうこともわかっている。