「すぐに消える雪より、ずっと目に映る蒼空みたいになりたかった」 そんなん言っても、無理なもんは無理だってわかってるよ。 大丈夫、我慢することには慣れてる。 自分の気持ち隠すことには、慣れてる。 大丈夫。 「ただいま」 ガチャとドアを開けると雨が嬉しそうに俺に抱きつく。 「えへへ、おかえり〜」