気付くと上にあおがいて 背中にソファがあって。 押し倒されてるのか… と、冷静に考えた。 「あお…?」 「…れる、俺が男だってわかってる?」 ぎゅっと手首を掴まれて少し痛い。 「わかってるよ、」 わかってるから、好きなんじゃんか。 「……じゃあ、俺も狼になるってわかる?」 「狼って……」 「俺だって、れるを襲える」 そう言ったあおの茶色い瞳の奥が見えなくて ゾクッと心臓が騒いだ。