『ほんと仲いいね、二人とも』 栞はくすくす笑いながら私たちを見守っている癒しの存在だった。 『だろだろー!』 私を通して仲良くなったあおと栞。 ずっと、この三人で笑っていれると思った。 この頃は、本当にそう信じていたんだ。 でも、中学二年生の冬。 私は大切なものを、二つもなくしてしまった。