その笑顔に、さっきの距離の近さと言葉を思い出して体が熱くなった。 『俺みたいな奴に、またキスされるぞ…?』 ボッと赤くなった顔を手で覆う。 ……ん? 覆った指の隙間から雪の後ろ姿を見て、さっきの言葉に違和感を覚える。 『俺みたいな奴に、“また” キスされるぞ』 ……また…? いつしか見た夢を鮮明に思い出して、口から心臓が飛び出しそうになった。 あ、れ…は あのキスは… 夢じゃ、なかったの…?