雪もバンドの練習を放課後やっているみたいだから、それぞれの終わる時間はほぼ一緒。 「れる、お疲れ」 教室の入口からひょい、と顔を出してペンキを塗っていた私の隣にしゃがみこむ雪。 「雪もお疲れ様」 「うん……あ、ふっ」 ん? なにかに気付いたように急に笑いだした雪に首を傾げる。 「くくっ、はぁ…れるは可愛いな」 …っ!? 「急に、何…?」