「うん…ごめんね、ありがとう……」 濡れた目を擦りながらそう言うと、雪は「ふっ」と笑って私の頭を撫でた。 「…れるは、泣き虫だな」 そう口にした雪の瞳が、キラキラしてて熱くてとても綺麗で。 頬が熱くなったのがわかった。 「ふっ、行こう…」 雪は笑って私の手を掴み、さらうように教室を出る。 教室にいた人達がこちらを羨ましそうに見ているのがわかった。