それから、2人無言で教室へ向かった。
少し気まずい…
今日は昼休み…迎えにきてくれるのかな。
不安になって教室の窓から外を見た。
秋の空は高くて、枯葉が舞っていた。
桜とも何となく気まずくて、なんだか生きずらい。
だけど幸せそうな桜が嬉しいとも感じていた。
雪とあおは、今も仲いいのかな…
今も話すのかな…話すよねそりゃあ、
バンドもするんだし、楽しみ…うん、楽しみ。
かっこいいんだろうなぁ、早く…みたいな。
そこで、ハッとした。
……誰が?
雪が?あおが?
私は…誰を想っているんだろう。
誰が好きで、誰を求めて、誰のそばにいたいんだろう。
もしかしたら──


