「れる」 「ごめん、雪…」 「れる聞いて」 肩を強い力で抱かれ上を向く。 綺麗な黒い瞳が私をみつめて。 「俺が好きでやってるんだ」 「俺が決めたことで、れると出会ってても出会ってなくても、きっと俺はあの子をフってた」 「…いや、これから告白してくれる子もこれまでにしてくれた子も皆俺は断るよ」 雪は少し怒ってて。 「れるのせいなんかじゃない」 少し寂しそうで。 「れるが気にすることじゃない…」 少し、悲しそうで。 「れるは…笑っててよ」 少し、震えてた。