ピーンポーン いつもの時間に、いつもの音。 付き合ってから毎朝迎えに来てくれる雪。 前まではあの4人で登校してたみたいだけど、付き合った日の翌日から一緒に行こうって言われた。 「…はよ」 その人はいつも通りにクールで、艶やかな黒髪をさらさら揺らしていた。 やっぱり、夢か。 「おはよう、雪」 「ん」 それだけ言ってそっと私の手を握る雪。