あおに片想いして、楽しいなんて思ったことは1度もなくて、ただ苦しくて泣きたくなるだけだった。 あおに告白なんて出来ない。 私だけ、告白なんて。 『れるのせいだよ──』 『ごめんね、れる…』 繰り返されるあの日の記憶。 「──る…れる……れる」 「…あ、うん?」 「大丈夫か?…あんま無理すんなよ」 そっと抱きしめられて目を閉じる。 やっぱり、温かい。 「…雪」 そう呟けば、君は「ん」それだけ呟く。 その短い言葉にどれほど救われるのだろう。