「………雪…っ…のバカ」 赤くなった顔を隠すように雪の胸に顔を埋めた。 「ははっ」 珍しく声を上げて笑った雪は私をそのままぎゅって抱きしめた。 「なぁ…れる」 「何?」 「文化祭、一緒に回るか」 体を離して見上げると真剣な顔でそう言う雪がいて、私が頷くと頬を緩ませた。 「あ、俺たちバンドするんだ」 「え?」 雪が作った美味しすぎるご飯を食べてる時、唐突に雪は言った。