私は目を閉じて律を唇から感じた。 好きだと。 愛しいと。 そう、言っていた。 「……ん…っ」 だんだん深くなるキス。 「律っ、……こ、こ道!」 恥ずかしく律から離れようとしても 律は離してくれない。 人が結構通る道だし、ここは通学路。 私たちと同じ高校の人が通るのだ。