ひらひら

きらきら


純白のそれは、空に舞う



白い息を吐いて、

手を擦り合わせた



『寒いね……』




冷たくなった

私の手を温めてくれるのは




『ふっ、温めてやるよ』





誰より優しく温かい






君でした────