「律がいない世界なんて、いらない」 紫色の真っ黒な瞳に、吸い込まれそうで視線を外した。 「こんなこと、あいつは望んでない」 「私が望んでる」 「お前が律のとこ行ったとして…律が喜ぶと思うのかよ!」 ……だって。 「会いたいんだもん…抱きしめてほしいっ、笑ってほしいっ、好きって言いたかった!」 後悔ばかり。 「お願いだから、いなくなんなよ…」 「死にたい……」