しばらくして救急車が来た。
俺はそれを確認して、意識を失った。







俺は、四日後に起きた。
そのとき知らされたのは、俺以外誰一人助からなかったらしい。
でも、椎名だけは一度意識が回復したらしい。俺が起きる二日前に。
そのとき医者は椎名にこんなことを言われたらしい。

生きて。私のぶんまで。
誰かを、、、幸せにして、


と。
俺は、涙が止まらなかった。

椎名、わかったよ。
俺は、いきるよ。
誰かを幸せにしてまた会うときには、
最高の笑顔で会える日を楽しみにしてる。


ありがとう。椎名。
ありがとう。大好きだった人。



end