何にも聞こえねぇよ!なぁ!?

と周りに聞くと、他の二人も頷きました。

ですが、私の隣に居る女の子が

ごめん、私も聞こえる。女の子の笑い声でしょ?と言うのです。

それを聞いた、何も聞こえない勢が

二人で話し合わせて怖がらせようとしてんだろ?

と言います。

結局そう言うことになり、それでも怖かったのか皆慎重に進んでいきました。

問題の声ですが、話し合わせてなんてあり得まえせん。

私はその子に女の子とは言ってないのです。

ゆっくり進むにつれて、声が増していきます。

ですがそれは、大きくも小さくもなく一定の距離、声の大きさは遠いものでした。

それでも耳にはしっかり残ります。

やがて、一定の数になると歌に変わりました。


かぁごめ~♪かぁごめ~♪


私はパニックです、隣の女の子も俯いてました。

そして気づいたのです。

声がする方向…昇ってきた階段とは逆の方から…つまり全く通ってない方向から聞こえるではありませんか。

かぁごのなぁかのとぉりぃわぁ♪

歌や声自体は本当に楽しそうに聞こえます。

いよいよ次の組なんて言ってられません。

廊下は突き当たるまで一本道、絶対振り向かないと決めてゴールしました。

結局聞こえたと言う、女の子も振り向かなかったようで、謎のままです。

確か最後は後ろの正面誰?でしたよね

振り向いたら何かいたのでしょうか……

夜の学校に子供たちが集まるなんて無いから

引き寄せられてきたのでしょうか……

本当に楽しそうに歌っていたので、霊も楽しかったんだと思いたいです。

長くなりましたが、この話は終りです



グダグダですみません(´・ω・`)