ミナ と こう




「去年卒業した、元吹部の先輩。もう付き合って1年3ヶ月くらい経つみたいだぜ」
「いちねん……さんかげつ?」
「あ、疑うなよ。なんせこれは結城先輩とめっちゃ仲良い先輩に聞いたんだからな……ほら、写真もある」
「……っ……これ……日付、去年のクリスマスのなんだ……」
「こっちはつい2ヶ月前のだよ。あれ?でも彼女でもない由那に随分優しくしてるみたいだねぇ、ただの後輩なのに……何でかな?」
「……嘘だ……あの先輩が……そんなこと」
「それも全部嘘だとしたら?」
「違う……こんなの悠介の勘違いだよ……」
「由那だってまだ先輩と仲良くなってそんな経ってないだろ?


……由那こそ、先輩の何を知ってるんだよ」



「……っ」


知らない……。
私はいつも優しい先輩に甘えてばかりいた……。



先輩の本心なんて、何も知らない……わからない……。