?「・・・あててみせようか。」

☆「何を?」

?「君が、狂人が言おうとしたことさ。」

☆「わかるの?」

?「君はぼくの紫色の髪と紅色の目が綺麗と、美しいと思った。」

☆「凄い。何でわかったの?」

?「それは君がここに来るたびに言ってくれる言葉だからだよ。」

☆「僕が?じゃあ君が言っていることは...本当?」

?「そう、ぼくが君に言っている事は全て事実。そろそろ思い出しなよ狂人。」


そういって笑った瞬間にまわりが一瞬眩しくなって・・・・・・僕は全てを思い出した。


☆「そうだ、僕は。」

?「思い出したみたいだね。なら早く行ってよ。今度は失敗しないでよ、僕も飽き始めだから。」

☆「うん、今度は絶対大丈夫。」

?「そう。今度は失敗するなよ。」

☆「わかってる。今回は出来る。」

?「そう。じゃあ行ってらっしゃい狂人。」