入学して一週間がたち

俺には友人ができた。

「幸太はさ何部入った?」

伊瀬 海斗

何事にもポジティブでクラスの人気者

「あーそっかそろそろ部活きめねぇーとなー」

「幸太まだ決まってねぇの?」

「なんかパッとしなくてさ」

「じゃあさ俺と同じ部活にしねぇ?」

「あー海斗って何部だっけ」

「将棋部!」

「…やっぱいいや…てかお前時間大丈夫?」

「え?時間…やべごめん幸太部活いってくる!また明日な!」

「おう」


海斗と分かれ家に帰ろうと廊下に出た

その時…

「あぶなーーーーーい!」

「え?」

荷物を持った少女が突進してきた…

「おわっ!」

ドンッ

「いってぇ」

「すまない!急いでいたものでな」

目を開けると目の前に少女の顔が…

「ちょっ近い!」

「ああすまんすまん」

男らしい口調で話す少女の足元には資料が沢山落ちていた

「良ければ手伝いましょうか?」

「いいのか?」

「どうせ暇ですし」

「ありがとう(ニコッ」

ドキッ

「いえ」

笑顔が可愛い人だな…

「申し遅れたが私は明智桃3年だ!手伝って貰ってすまんな」

「いえ。あっ俺は片桐幸太1年です」

「幸太かよろしくな」

「よろしくお願いします」