サザナミ少年少女探偵団Ⅱ


「え、夜園に?」

「嫌なの?」

秋徳は噂だけで人を判断するようには思えなくて提案したのだが。

「いや、全然。この前の盗作の事件で活躍したって噂で聞いたからさ。けど、引き受けてくれるかな?」

「大ー丈ー夫!あたしが何とかするから!」

「お、頼むぜ、春亜!」

やはりなんだかんだで春亜と秋徳は相性が良いらしい。

二人は再びハイタッチを交わした。

「その前にプリントの方何とかしてくれない?」

小さな身体から殺気をごうごうと放つ夏音の監視の元、二人は文字通り死ぬ気で一週間分の課題を終えた。