『そっか、じゃ、決まりだ!さぁエリ、早く着替えておいで。カフェまで、送るから』 満面の笑みで返され、私はまた、深みにはまる。 ああ、結局私は、この笑顔に弱いのだ。 “カフェ店員とお客さま” それだけの関係だった、私たち。 もう後戻りなどできない。 二人で歩む未来は、既に動き始めているのだから…。 Fin