【完】恋のおまじないNo.2

「わかった。俺もなんとか協力するから…」




「本当に!?ありがとうカズマ」




一瞬、なにが起きたのか理解できなかった。




気づけばリサが俺に抱きついていて、止めることすらできなかった自分に驚く。



俺の一生の不覚。



「おい、離れろよ」



「やだよぉ…嬉しいもん。カズマがそんな優しい言葉かけてくれると思わなかったから」



「…………」



リサの肩越しに、さっきのヤツらと目が合った。



「さすが桜庭!モテるねっ。邪魔してすみませんでした~」



あー、もう一貫のおわりだ。



走っていくヤツらを眺めたまま、リサの肩を引き剥がす。



「やってくれたな」



「えっ、なんのこと?」