【完】恋のおまじないNo.2

だけど敢えて冗談めかして言ってみる。



「あれ……忘れちゃった。あたしなにか言った?」



「おい」



うわー、超不機嫌顔だよ。



これはもうちゃんと言うしかないよね。



えーい!



「本当はね。ハグ……したいなって思ったの。桃ちゃんたちみたいに」



「…は?」



「自分でもね、よくわからなくて。なんか順序が変だよね。だから付き合うのもいいのかなって」



こんなのだめかなぁ……。



カズマはやっぱり不機嫌そう。



「ハグって……それ、誰でもいいわけ?単なる思いつきかよ」



そんなの、誰でもいいわけないよ。




「違うよ……カズマだから……」



言い終わる前に、ギュッと腕の中に閉じ込められた。



「ばかじゃねーの?そんなこと言ったら、もう離さねぇよ」