【完】恋のおまじないNo.2

「そうでも言わなきゃ、ずっと付きまとわれるから」



「だからってー…」



「だったら?あの状態でどうやって説明したんだよ。俺とお前の関係」



それは…。



「ん……そうだね、だったらそーいうことにしよっ」



へへっ。



カズマの驚いた顔がなんだか小気味いい。



まさかあたしがこんなこと言うとは思ってなかったみたい。



「えっ……ちょ、待てよ。今なんて言った?」



「そういうことにしようって」



「いや……それって、つまり……」



口ごもってる間に歩き出すと、慌てて後を追ってくる。



なんだかいつもと反対だね。



こーいうのも、たまにはいいかも。



「はっきり言えって。こういうの曖昧にしたくない」



とうとうカズマに追いつかれてしまった。



ひゃあっ…。



こういう時、カズマは冗談が通じないはず。