本屋に向かう途中、カズマは歩きスマホであたしと話そうともしない。
……つまんなーい。
「リサちゃん……元気かな」
「お前まで言う?」
やっと顔を上げたカズマが、冷ややかな視線を送ってきた。
「気になってたんだよね……突然家に戻ったし。あたしが嫌な思いさせちゃったのかも」
カズマがあたしの手を握ってるのを目撃した、あの後だよね。
縁を切るおまじないをしてって言われて、カズマがホントに離れちゃうんじゃないかって怖くなって……結局はリサちゃんを裏切る行為をした。
「関係ねーの。それ以上言うと……」
「ハグ?」
へへっと笑うと、ほっぺをむにっと引っ張られた。
「や、やめてぇ…」
「そーいう冗談、心臓に悪い」
「ごめんなさい!」
「それに、どっかで誰かが見てるかも」
「え?」
……つまんなーい。
「リサちゃん……元気かな」
「お前まで言う?」
やっと顔を上げたカズマが、冷ややかな視線を送ってきた。
「気になってたんだよね……突然家に戻ったし。あたしが嫌な思いさせちゃったのかも」
カズマがあたしの手を握ってるのを目撃した、あの後だよね。
縁を切るおまじないをしてって言われて、カズマがホントに離れちゃうんじゃないかって怖くなって……結局はリサちゃんを裏切る行為をした。
「関係ねーの。それ以上言うと……」
「ハグ?」
へへっと笑うと、ほっぺをむにっと引っ張られた。
「や、やめてぇ…」
「そーいう冗談、心臓に悪い」
「ごめんなさい!」
「それに、どっかで誰かが見てるかも」
「え?」


