【完】恋のおまじないNo.2

「そうだっけ……覚えてねーな」



「しらばっくれんのか!お前、絶対なんかやったろ。じゃなきゃあーいう子は諦めないんだって。白状しろよおいっ!」



紫藤くんに突っつかれて、カズマはホントに嫌そうな顔をしてる。



「別に……」



「怪しいなー。確かあの頃のカズマはおかしかったよな。俺がゆめを守る!!ってクラスメイトの前で恥ずかしい宣言したりさ」



恥ずかしいって……あーあ、カズマの顔が引きつってるよ!



「あっ……あたしは嬉しかったよ。気持ちを全部言葉にするって言ってくれたもんね」




フォローをいれるも、紫藤くんが更に追い討ちをかける。



「ええっ。付き合ってとか!?やるじゃんカズマ」



うわー、そんなこと言ってないよ。



カズマはコホンと咳払いをすると、意外と冷静に紫藤くんと向き合う。