それに今日は一緒に帰る気分じゃない、そういうのもあるかもね。
残念……。
ひとりで帰っていると、後ろからあたしを呼ぶ声が聞こえてきた。
「一緒に帰ろー!」
桃ちゃんだ!
そしてその隣には紫藤くんがいる。
「カズマは?今日はゆめちゃんと帰るはずだよな」
「紫藤くん知ってたの?」
「ああ、カズマが今朝そう言ってたからな」
「そうなんだ……てことは、一応一緒に帰る気だったってことだよね。よかったぁ」
安心してると、紫藤くんが苦笑している。
「断わられたから?まさかショック受けてるとか」
「そうだよー、一緒に帰るの楽しみにしてたのに」
「カズマに任せたらいい参考書選んでくれそうだからな」
「それだけじゃないよ……」
からかうように言うから、思わず訂正してしまう。
意外な反応だったのか、紫藤くんが驚いている。
「ま、まさか……そろそろ、ふたりくっついちゃう!?ゆめちゃんも遂に恋に目覚めたか」
「もうっ。ゆめちゃんをからかったらだめだよ」
すかさず桃ちゃんがフォローを入れるも、紫藤くんは止まらない。
「カズマ、呼び出そうか?今日は誰に誘われても断ってたし……あいつも楽しみにしてたはずなんだよな。顔には全く出さないけどな!」
「ふふっ、カズマらしいね」
誘われても、断ってたんだ。
いつだっていい、参考書を選ぶだけの用事のために……。
残念……。
ひとりで帰っていると、後ろからあたしを呼ぶ声が聞こえてきた。
「一緒に帰ろー!」
桃ちゃんだ!
そしてその隣には紫藤くんがいる。
「カズマは?今日はゆめちゃんと帰るはずだよな」
「紫藤くん知ってたの?」
「ああ、カズマが今朝そう言ってたからな」
「そうなんだ……てことは、一応一緒に帰る気だったってことだよね。よかったぁ」
安心してると、紫藤くんが苦笑している。
「断わられたから?まさかショック受けてるとか」
「そうだよー、一緒に帰るの楽しみにしてたのに」
「カズマに任せたらいい参考書選んでくれそうだからな」
「それだけじゃないよ……」
からかうように言うから、思わず訂正してしまう。
意外な反応だったのか、紫藤くんが驚いている。
「ま、まさか……そろそろ、ふたりくっついちゃう!?ゆめちゃんも遂に恋に目覚めたか」
「もうっ。ゆめちゃんをからかったらだめだよ」
すかさず桃ちゃんがフォローを入れるも、紫藤くんは止まらない。
「カズマ、呼び出そうか?今日は誰に誘われても断ってたし……あいつも楽しみにしてたはずなんだよな。顔には全く出さないけどな!」
「ふふっ、カズマらしいね」
誘われても、断ってたんだ。
いつだっていい、参考書を選ぶだけの用事のために……。


