【完】恋のおまじないNo.2

「ゆめちゃんのこと気に入ったからな。言っとくけど、俺は好きな子には優しくしかせーへんで」



好きって……まさかコイツ。



「新羽……ゆめのこと」



「大阪戻るの、も少し遅かったらー危なかったなカズマ」



「なっ……」



「好きな子振り向かせるのなんか簡単や。恋はカケヒキやで」



ニヤニヤしてやがる……コイツ、俺が一番そういうの苦手だって知って言ってるよな。



簡単そうに言うよな。



そんなのできたら、最初からこんなに苦しまねーっつの。



「ゆめには、そーいうの通用しない」



「そーか?さっきコクったら、顔真っ赤にしてたで」



「なにっ!?」



新羽……いつの間に!



「そのうち俺がもらう」