【完】恋のおまじないNo.2

「しゃあないな~。応援したるわ」




最初にそう言ったのは意外にも新羽だった。




まさかの人物の発言に驚いていると、他の生徒たちも騒ぎ始めた。




「カズマ!頑張れよ!!宇佐美のことは俺らに任せろ。女子がイジメてたらすぐにカズマに知らせる」




「こんなとこで公開告白かよ~。宇佐美のこと、好きなのか?そうかそうか~」




「桜庭くん、どうりで女の子に興味ないはずだよ~。そうだよね、好きな子ぐらいいるよね」




和やかな雰囲気になったところで、ゆめに話しかける。




「こんな形になって…ごめんな…」




「…………」




ゆめはなにも語らない。




俺の気持ちに応えられないってことだよな。




そんなのわかってる。