【完】恋のおまじないNo.2

「20時にお風呂入るって聞いた気がしたの。でもおばさんが気にしないでいいって言うから、カズマが入る少し前に入っちゃったの。最初、わざとかなと思ったけど毎日のルーティンだったんだね」




「りっ、リサちゃん!カズマが入ってきて…って、まさか…」




「きゃ~、想像しないで!恥ずかしいよ」




足をバタバタさせてはしゃいでいる。




あたしだったら赤面もので、この話題すらできないけど…リサちゃんは逆にそれを楽しんでいるよう。




やっぱりそれはイトコだからなの!?




そうだよね、イトコになら見られてもクラスの男の子よりは、平気…かも。




「だめだめだね!今度カズマに言っておくね。リサちゃんと一緒に住んでるなら、節度を持って行動してねって」




「えー、どうしてゆめちゃんが言うの?カズマはあたしのイトコだよ。自分で言うからいいよ」



リサちゃんに言われて、そうだと思った。



あたしの方がカズマと親しい気がしてしまっていたけど、リサちゃんの方がよっぽどカズマに近い存在なんだっけ。



血も濃ければ、生まれたときからの付き合いもあたしより長いんだよね。