「あたし、リサちゃんとも仲良くしたいな。同じクラスだしよろしくね」



「…えっ?あ…う、うん。よろしくー」



少し戸惑ってるよね、唐突過ぎたのかな。



「ふたりで話せば?俺、帰るわ」



カズマはさっさと家の中に入ってしまった。



一緒に話せばいいのにね。



もしかして気をきかせてくれた?




「今からうちに来ない?リサちゃんにもらったお土産があるよ~ってこれ、変だよねぇ!?」




「あははっ、行く~。あのお菓子おいしいんだよ。地元で有名なの」




ってことで、リサちゃんがうちに来ることになった。