「良かったじゃない!
やっぱりね、慧……結奈を今も想ってたんだね」
本当に良かった、と涙目になる親友を横目に私は言葉を絞り出した。
「……でも付き合うことはできないの……」
一転、亜衣が怪訝な表情で私を見つめる。
「へっ?
何で?
あ、まさか……付き合おうって言われていないから、とか意味わからないこと言わないわよね?」
「ち、違うよ!
確かに付き合おうとは言われていないけど……」
呆れ顔の亜衣に叱られるより早く、私は言葉を紡ぐ。
「……う、嬉しかったよ。
好きだって言ってくれて。
ビックリしたけど、本当にビックリしたけど……嬉しかった……。
だけど……私、ずっとあの日から慧を諦めようとしてきたの。
慧を思い出にしようとしてきたの。
もう一緒にはいられないんだって思ってきたの。
だから……」
目を閉じ、一息吐いて、亜衣が口を開く。
「あのね、結奈。
結奈が言いたいこと、わかるよ。
自分から別れたわけだし、そのことも含めて慧への気持ちをずっと引きずってきたことも知っている。
自分から別れたんだから、慧への気持ちを思い出にしなければって言い聞かせていたことも。
だけど、それは結奈の立場から見た気持ちでしょ?
それでも……時間が経っても、慧は結奈が好きだって言っているんだから、それでもういいんじゃないの?」
やっぱりね、慧……結奈を今も想ってたんだね」
本当に良かった、と涙目になる親友を横目に私は言葉を絞り出した。
「……でも付き合うことはできないの……」
一転、亜衣が怪訝な表情で私を見つめる。
「へっ?
何で?
あ、まさか……付き合おうって言われていないから、とか意味わからないこと言わないわよね?」
「ち、違うよ!
確かに付き合おうとは言われていないけど……」
呆れ顔の亜衣に叱られるより早く、私は言葉を紡ぐ。
「……う、嬉しかったよ。
好きだって言ってくれて。
ビックリしたけど、本当にビックリしたけど……嬉しかった……。
だけど……私、ずっとあの日から慧を諦めようとしてきたの。
慧を思い出にしようとしてきたの。
もう一緒にはいられないんだって思ってきたの。
だから……」
目を閉じ、一息吐いて、亜衣が口を開く。
「あのね、結奈。
結奈が言いたいこと、わかるよ。
自分から別れたわけだし、そのことも含めて慧への気持ちをずっと引きずってきたことも知っている。
自分から別れたんだから、慧への気持ちを思い出にしなければって言い聞かせていたことも。
だけど、それは結奈の立場から見た気持ちでしょ?
それでも……時間が経っても、慧は結奈が好きだって言っているんだから、それでもういいんじゃないの?」

