自然消滅させないためには…… すばるくんと繋がる誰かに連絡しなきゃ。 圭吾さんは、連絡先を知らない。 こんな時に話を聞いてくれるのって…… 『お久しぶりです。お元気にされていますか?』 遠慮がちにメールを打つ。 『すばるくんに会いたいです』 しばらくして、返信が来た。 『三時に正門前に迎えに行くわね♡』 やっぱり、この人しかいない! あたしの乙女な話を聞いてくれるのって!