あたしたちの間に、気まずい沈黙が舞い降りる。 すばるくんは相変わらずそっぽを向いていて、あたしは下を向いて震えていた。 すばるくんはあたしに呆れて、振られるかもしれない。 そんな恐怖すら感じる。 そんなあたしたちの耳に、 「ダサ倉が修羅場迎えてる」 なんて女子たちの声も聞こえてきて。 余計にテンションが下がった。