「なぁ……SU、止められないかな。 あのビルに乗り込む?」 JUNさんの言葉に、 「リーダーの俺が許可するよ! 早くSU止めに行こうよ!」 HIROさんが圭吾さんの腕を引っ張る。 そんな二人に囲まれた圭吾さんは、すごく嬉しそうだった。 そして、あたしも嬉しかった。 こんなにも必要にされて、すばるくんは幸せ者だよ。 やっぱり、sandから抜けちゃいけない。 sandには、すばるくんしかいないんだから!