だったらあんたが堕ちてくれ


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今日こそは図書室で勉強するはずだった。

ぬかりはなかった。

授業は順調。

集中できたしへまをして睨まれることもなかった。

階段も踏み外さなかったし消しゴムも落としてない。

汗臭い運動着に袖を通すこともしていない。

簡単な道順だ。

スーパーへ行くために帰りを急ぐ必要もない。

なのに俺はいま、通学路を歩いている。

まだ空には日が昇っている。

暗くない。