だったらあんたが堕ちてくれ



「あなた、本当に私に似てる。私もそう思ってた。辛いことの後にはいいことが待ってるって。

でも違うの。私が待ってるのはあの人なの。でもあの人は帰ってこない。もう人ものになってしまったの」


そう言って倉留莉香は一歩、距離を詰める。