「柊さん?」 少しトーンの低い声。 逸らさない瞳。 もう無理かな。 「人助けだよ。実はこいつ記憶喪失なんだ。で、うちで保護することになった。 変な意味とかやらしい意味じゃなくて、あくまでも人助けの一環。 そういう意味の拾った。そういう意味の一緒に住んでる」 幸いなのは秀俊と違って“一緒に風呂”とか"一緒に寝た”とか、そういう情報を柴崎は知らないってことだ。