「デートしましょう」 「うん。え?」 眩しい。 キラキラした瞳が、覗く白い歯が、柴崎を形作るもの全てが、眩しく光り輝いている。 「ごめん」 「別にいいんじゃない」 急に参入した声に振り返る。 本から視線を外し、なんの感情も読み取れない顔で真っ直ぐと見ている。 なんで? どうしてそんなこと言うんだ? あれか? 大人の余裕ってやつか?