だったらあんたが堕ちてくれ


歯を見せ、ニカ。

「どこが。完全に男女別行動。こんなのダブルでもデートでもなんでもない!」

不機嫌な俺。

「なんなんだよ。せっかくのクリスマスにカッカして」

どこまでも脳内花畑な友人。

ってかおまえはこれで満足なのか?

会話も交わすことなく、隣も歩かず、金魚の糞みたいについていくだけの現状に。

思わず溜息が漏れる。

と同時、下げてしまった視界に子供の姿が飛び込んできた。