「椿さん!見て見て!」 ああ、なんてことを。 妹は椿を引っ張り光の門をくぐっていく。 そうなると残されたのは友人のみ。 男二人、雁首揃えて置き去り。 「なんでこうなった?」 「いやー、本当、夢のようだ。恋人たちのクリスマス。この聖なる夜をさくらちゃんと過ごせるなんて!」 大袈裟に感激する秀俊の手を握る。 「何だよ!キショ!」 すぐさま振り払われる。 だけど負けじと、今度は肩を組む。