だったらあんたが堕ちてくれ


妹の言葉に、その女は口角を上げて答えているし、妹はさらに「いいねー」とか言ってるし、父さんと母さんは食事を再開しているし。

なんなんだこの狂った状況は。

頼むから誰か説明してくれ!


意味の分からない状況の中、一人、一人と順々に食事を終えて、やっとまともな話し合いの場が設けられる。

議長は父さん。

母さんと妹は父さんの横にそれぞれ並び、俺は得体の知れない女と言わば被告人のように座らされる。

「あー、なんだ。まずは経緯をはっきりさせようか。えっとなんだっけ?柊は学校の帰りにこの方に声をかけたんだな?」

「そう。植え込みに倒れてたから心配になって、大丈夫かって声をかけたんだ」