だったらあんたが堕ちてくれ


「なあ、いまからでも遅くない。図書室行こうぜ。ほら、答案の見直ししといたほうがいいだろ?

あー、そういえばさくらが同じ失敗を繰り返さない人って憧れるー。とか言ってたぞ。ほら、なあ、図書室!」

抵抗した。

「嫌だ」とか、「行かない」とか、全力で抵抗。

だけど友人思いの秀俊は聞く耳持たず。

自ら足を踏み出すことを全力で拒み、だけど鞄を人質に取られ、プラス背後からぐいぐい押される。

そりゃもう力一杯、ありったけのパワーを注いで。

すれ違う生徒は違うクラス、果ては違う学年の生徒までが振り返る。